[社会の窓]都市の地層

昨日見てきた、西馬込駅と旧馬込工場を結ぶ引込線の廃線跡…。

かつてここには、線路が敷かれ、トンネルから出てきた地下鉄の電車が車庫や工場との間を行き来していた。

その後、工場は閉鎖となり、役目を終えた線路とトンネルは撤去された。

いずれ、ここに線路があって電車が通っていた…という事実も忘れ去られていくのかもしれない。

現在は駐車場や学校に変わり、当時の様子をかろうじてとどめていたのは、トンネルの出入口だけだった。

そのトンネルも、下の3分の1はほどは埋められてしまい、トンネルのすぐ上に建ったマンションの基礎は、おそらくトンネルを貫いているはず。

ちょっとずつ埋まっていく様は、まるで、都市の歴史が地層化してるふうに思えて、興味深かった。

そして遠い将来、そのわずかに残された都市の地層を、僕みたいな奴が、探しにやってくるのかもしれない。

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