新明快! 困ったときのベタ辞典/アコナイトレコード

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新明快! 困ったときのベタ辞典 (笑のクスリ)
アコナイトレコード
大和書房 2007-09-26by G-Tools , 2014/06/01

 

ベタ…いかにも…という、ありきたりな言葉のことだ。

たとえば…

「ワレワレハ宇宙人ダ」

…と、独特の言い回しで、宇宙人の真似?を見たり聞いたりすることは、一度や二度ではないはずだ。

そんな、ベタな言葉を、つかみ、学校、家族、カリスマ、働く大人、恋愛、テレビ、ピンク…と、シチュエーション別に、辞典形式で紹介。

  • コーラは骨が溶ける
  • お肉のコゲはガンになる
  • NASAで開発された

みたいな、いかにももっともらしいけど、実際は疑わしいような、昔のあるあるネタっぽいものもあって、どれも懐かしいものばかり。

特に、印象に残ったのは、テレビのベタ。

  • CMのあともまだまだ続きます
  • 話は聞かせてもらった
  • レコーディングはロスで
  • 娑婆の空気はうめぇな

こうした台詞は、不思議と誰もが「ベタなせりふ」と、わかるから不思議だ。

これは、以前読んだ「ヴァーチャル日本語 役割語の謎」という本を思い出した。

博士のような権威者が「わし」「○○じゃ」と言ってみたり、会社の上司が「今日中にやっていてくれたまえ」と言う場面って、実生活で見聞きすることはないはずなにのに、違和感なく受け入れてしまうのに、どこか似ている。

役割語同様、あえてベタな言葉を使うことで、立場を明確にしたり、会話をスムーズにする効用があるのかもしれない。

とてもおもしろかったが、ちょっと残念だったのは、僕にとっての定番のベタな言葉が採用されていなかったということ。

  • これにてドロンさせていただきます
  • お家に帰るまでが遠足です

今後、改訂があるときには、是非採用してもらいたい。

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