4078 春の別れ3タイプ

僕が春が好きになれないのは、別れを意識する機会が多いからだ。

人もそうだけど、気になる趣味の世界でも。この3月で、3つの別れがあった。

それも、3つとも異なるタイプの別れ。

“定番”の別れ(ANA ボーイング747型機)

かつて主要都市を飛び回り、空の旅を身近にした立役者、ボーイング747型機(B747)が、日本で旅客機としての役目を終えるという。

2014.3.31退役かなり前から、新聞やテレビ、ネットなどでも大きく取り上げられ、ちょっと前からは、特別なサイトも用意された。

いずれは退役すると思って、僕も数年前に乗っている。

このときは、たまたま2階席が空いていたこともあり、生まれて初めて…そして、最初で最後の2階席の旅を堪能した。

最後に乗ったB747

もっとも、一般的な評価で見れば、けっして快適とということはなく、狭苦しい屋根裏部屋に座らされた感じだ。

もちろん、僕にとっては、ご褒美以外の何物でもなかったが。

二階席はちょっと狭いかつて、僕が利用する路線では決まって、B747ばかりだったから、実は、ちっともありがたみを感じなかった。

もちろん、なくなってしまうとなると寂しいものだが、大々的に紹介され、僕もしっかりと別れを実感できるという点で、“定番”の別れ方といったところか。

“突然”の別れ~JR貨物 北王子支線

B747が定番の別れとすれば、こちらは、僕にとっては突然だった。

ゆっくりと行くディーゼル機関車田端信号場駅から北王子駅までの. 4kmを結ぶ短い貨物線が、北王子支線(北王子線)だ。

JR貨物は、ほとんど区間で、他社(JR東日本など)の線路を借りて、貨物列車を走らせているが、この通称北王子線だけは、東京都内唯一自社の路線だった。

その北王子線が先日のダイヤ改正を前に廃止となった。

都内のこじんまりとした貨物駅だったふだん身近で貨物列車を見る機会があまりなかったことや、大きなコンテナターミナルではなく、こぢんまりとした貨物駅をゆっくり出入りする列車を見るのは楽しく、“お気に入り”の路線だったのだけど…。

それだけに、廃止されたあとに、僕は、この事実を知ったので、かなり残念だった。

ちなみに、僕が最後に、ここを走る貨物列車を見たのは、平日しか運行していないだけに、7年あまりも前になる。

まさに、僕にとっては、“突然”の別れだった。

 

“微妙”な別れ~埼京線205系電車

埼京線といえば205系電車だった。

埼京線205系こちらも、先日のダイヤ改正を機に運行とを取りやめ、新型のE233系に置き換わった。

205系電車は、1989年(平成元年)に走り始めて四半世紀。

りんかい線の車両を除けば、走る車両は205系しかなく、近年、他路線に次々と新型車両が導入されているにもかかわらず、いつまでも変わらない埼京線に、ちょっと不満ではあった。

6扉車も懐かしい…埼京線からは消えてしまっても、一部の車両は、JR宇都宮線のローカル運用や、インドネシアの首都ジャカルタに譲渡されるなどされるものの、特にお別れのイベントなどもなく、いつの間にかひっそりと消えてしまったことに、寂しさを覚えていた。

がしかし、どうやら、どうやら1編成が予備車として残り、当分のあいだ運転を続けるらしい。

別れを覚悟したのに、実はまだ走ってるなんて、ちょっと微妙…。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください