しあわせの書/泡坂 妻夫

比較的本は読む方だけど、あまり小説を読む機会は多くない。

きっかけがあれば読むのだけど、今回、この本が、どういったいきさつで、手にすることになったのかよくわからない。

少なくとも、何らかの理由から、図書館に予約したことは間違いないのだけど、そのきっかけがわからない。

そういった理由からか、登場する人物のちょっと独特の喋り口調のせいか、なんとなく自分には、ちょっと読みづらく、途中で読むをの止めてしまおうかと思ってしまった。

しかし、書評を見ると、読者の多くが意外な結末に驚いているというので、多少我慢しながら読み進めた。

会社への行き帰りの間に読むことが多いので、読む時間は細切れ…。だから、どんどん登場人物が増えていくと、どうにも覚えられず、途中で「こんな人いたっけ?」ということが、何回かあり、読み返すことになってしまった。

ネタバレを避けるために、詳細については割愛するが、主人公の謎の3人組が、新興宗教“惟霊講会”の後継者選びに巻き込まれるという話。

カギを握るのは、布教のための小冊子「しあわせの書」。

多少出来すぎてる感じもあるが、ある程度読み進んでいくと、慣れてくる。

一部は、自分の予想通りになった部分もあったが、「なるほど、こう来たか~」という感じのトリックはお見事だ。

そして、僕が一番気に入ったのは、本編”最後の数行”(p.233)だった。

これは、ありそうでなかった展開。ここでミステリー小説と、僕自身がつながった感じがして、とても面白い。

(全然書評になってないですね…)

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