[社会の窓]遙かなる海中電柱

先週勝浦に向かう途中で、どうしても見たかった、通称“海中電柱”。

海に向かってずらりと並ぶ電柱は、どこか幻想的で、非日常感を味わってみたかった。

遠浅の海が広がるこの付近は、昔から潮干狩りで有名な場所で、沖合にある密漁を防ぐための監視小屋へ電気を供給するための電柱だったという。

しかし…

出かける直前に調べたところ、その役目を終えたことから、すでに撤去が始まっているというニュースを知った。

それでもまだ、まだ残っているということで、一縷の望みをかけて、千葉県木更津市へ向かった。

すぐに場所は分かったのだけど…

残念ながら、陸地側から抜かれてしまっていたため、イメージとは程遠い状況になってしまっていて、かなりガッカリ。

実は、沖合にある監視小屋に続く電柱は、ほかにもあるということは事前に調べていたが、当初、狙っていたところは、車では近づけない場所にあることがわかり、断念。

翌日、今度は勝浦からの帰りに、さらに別の、牛込海岸というところにも海中電柱があると知り、ふたたび木更津にやってきた。

勝浦を出る時間が予定より遅れてしまったため、木更津に到着したときには、すでに日没の時間を過ぎていたが、なんとか見ることができた。

想像していた風景とはちょっと違ったけど、海に向かう電柱が興味深い光景だった。

そして、海に向かって佇む、お地蔵様の姿も…。

事情があって撤去してしまったのだろうけど、観光資源のひとつとして、残してもらえたらよかったのに…と、個人的なエゴであることは承知の上で、そんなことを思った。

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