レンズが撮らえた幕末明治日本紀行/岩下 哲典

レンズが撮らえた幕末明治日本紀行
岩下 哲典

山川出版社

銀板写真が発明されたのは1839年。そのわずか4年後の1843年、日本に写真の機材が持ち込まれているそうだ。

日本において、本格的に写真が撮られるようになってきたのが、鎖国政策を止め、ちょうど江戸時代から明治時代に変わるころと重なる。

本書は、その頃の貴重な写真を集めたもので、北海道から九州沖縄までの地域に分けて、たくさんの写真を紹介している。

カラーなのは冒頭のごく一部で、基本はモノクロだ。

それでも、当時の雰囲気はよく伝わってくる。

痛々しい姿をさらす城郭が何枚も登場するのは、まさに幕末ならでは。

その多くは、その後あっけなく取り壊されたり、火災で失われたりしている。

いまも残っていたらよかったのに…と、写真を見ながら思った。

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