3237 池袋

池袋三越

見慣れたお店が閉店してしまうと聞くと、たとえ普段あまり利用したことがなくても、ちょっと気になるものだ。池袋三越が2009年5月に閉店するというニュースは、あらためて百貨店業界の厳しさや、池袋地域そのものの相対的な経済的地盤沈下を感じずにはいられなかった。

特に、東武東上線と西武池袋線の沿線住民にとって、もっとも身近な“東京”である池袋には、思い入れがある人は少なくないだろうから、複雑な思いで聞いた人も多いはず。

三越撤退後はどうなるか? まさかここに、ヤマダ電機に続いて、某大手家電量販店なんかが進出してくる?…なんて考えていたら、どうやらこれが現実のことになりそうだ。

ヤマダ電機、三越池袋店跡に出店へ 国内最大級 (ITmedia)

ヤマダ電機が、来年5月に閉鎖する三越池袋店を改装して出店することが分かった。国内最大級の家電量販店が誕生する。

それにしても、ヤマダ電機がさらに店舗を増やすとは…。

ビックカメラとヤマダ電機

ビックカメラの存在は、池袋という街の印象に、良くも悪くも大きな影響を与えてきた。

「安い」を連呼する客寄せやしつこいくらいにスピーカーから流れるテーマソング…。あくまでも私感だが、ビックカメラという存在は、いわば池袋という街の持つ“猥雑さの延長線上”にあったような気がする。

ビックカメラの創業は群馬県高崎市だが、ここまで成長できたのは、池袋という街との相性がよかったからという気がしてならない。

2007年7月。ヤマダ電機が池袋に進出。ビックカメラ池袋本店の横という立地は、明らかにビックカメラへの挑戦であった。

そしてさらに、今回の発表。

今回のヤマダ電機の進出は、池袋という街でなければならない必然性がない。あくまでビックカメラがそこにあったからであり、池袋を拠点にしているビックカメラを潰しに掛かっているに過ぎない。

競争は悪い姿ではない。消費者にとって望む姿の一つの形態だとは思う。

その結果、池袋の街から老舗百貨店が消え、街が、家電量販店に置き換わっていく。

これが池袋という街に望んだ姿だろうか?

うまくまとめることができないけれど、このニュースを聞いて、なんだかもの悲しい気分になったのは事実だ。


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鯉降の町でも秋祭り

かなり久しぶりの、鯉降渓谷鉄道の風景です。

“秋祭り”と呼ばれるこのお祭りは、かなり古くからこの地方に伝わるもので、普段は静かな街も、この日ばかりは大いに盛り上がります。

もともと、このお祭り「彼岸祭り」と呼ばれ、仏教に由来した彼岸会(ひがんえ)から始まったものと言われています。その後、農作物の収穫を祝う収穫祭などとあわせて、いまのようなお祭りになったようです。

屋台やお神輿など、あちこちで見られるふつうのお祭りと違いはないのですが、このお祭りのちょっと変わったところは、お神輿を、“夜通し”担いで、町から町へと練り歩くというものです。そしてもうすぐ、神輿が鯉降滝のすぐそばを進んでいきます。その光景は、とても幻想的です。

駅前広場までの道路は、お祭りの期間中通行止めとなり、歩行者天国となってます。そのため、バスターミナルまでバスが入ってこられないため、臨時のバス停が設けられてます。

鯉降渓谷鉄道も、この日ばかりは稼ぎ時(?)というわけではありませんが、臨時列車を増発して終夜運転も行っています。

秋祭りが過ぎると、この付近は、一気に秋が深まってきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鯉降(りぶる)渓谷鉄道をはじめ、言うまでもなく、ここに記載されている内容はすべて妄想です。制作中の鉄道模型(幅75cm、奥行40cm程度)に、季節に合わせた情景を作っています。そういえば、しばらく鯉降渓谷鉄道のサイトの更新ができてません。妄想が現実に追いついてません・・・。

3236 一週間が終わらなくなってしまう

最近あまり見ないテレビだが、スタート以来毎週欠かさず見続けてきた唯一の番組「ブロードキャスター」(毎週土曜日22時~)が、今日最終回だった。最近は視聴率が低迷していたらしい。

昔から、なぜかこの番組は大好きで、旅行が土曜日になったときは可能な限り見ていたし、どうしても見られないときは、録画してまで見ていたくらいだから、僕はかなり熱心な視聴者だった。

スタートしたのは、17年前の1991年。僕は大学生になったばかりだった。

メインの司会が三雲孝江で、女性がメイン司会というのも珍しいな…なんて思ってみていたら、途中から福留功男が司会に加わった。解説者として見た目は完全な外国人なのに異常に日本語が流暢なジョージフィールズはとても印象的だった。

一週間の出来事をコンパクトにまとめた「7days」をはじめ、ニュース掘り下げ方がとてもわかりやすく、毎週注目の事件を取り上げた「ブロードキャスター事件簿」も面白かった。「お父さんのためのワイドショー講座」も、ワイドショーの注目している傾向がわかって興味深かった。

やけにジョンベネちゃんの事件も取り上げていたっけ。亀田兄弟をやたらと取り上げていたのは、いまとなっては汚点になってしまったかも。

土曜のこの時間は、のんびりと、コーヒーなんかを飲みながらこの番組を見るのが、とても楽しみだったから、特番などで休止になった週は、一週間が終わった気がしなかった。

とうとう最終回。

番組を振り返るコメントや出演者の17年前の写真などが紹介された。1991年なんて、そんなに古くないような気がするが、やはり17年という時間は長い。

最後なんだから、かつて番組を支えてきた、三雲さんとかジョージフィールズも呼べばよかったのに。競馬予想のプリンちゃんとかも。あ、それに、事件簿で異常に熱くレポートする原山理一郎とか、事件簿のナレーター小早川正昭とか。日本文化センターのCMとか、半蔵門線の駅の放送なんかも、小早川さんだったっけ。

本当に残念だ。

新番組も、報道情報番組らしいので、たぶん見ることは見ると思うけど、しばらくは一週間が終わった気がしないんだろうなぁ。

3235 鉄道博物館

昨年10月にオープンした鉄道博物館。

かなりの人気で、館内の混雑も相当のものだと聞いていた。だから、混雑を嫌う僕は、行きたい気持ちを抑えながら、タイミングを見計らっていた。冬休み、春休み、夏休み…と混雑する時期を避けているうちに、一年経ってしまいそうだったので、ついに今日行ってきた。

これまで、いろんな人から「行ったのか?」と聞かれ、悔しい思い?をしてきたので、今日、ようやくその思いから解放される。

大宮駅からニューシャトルという列車に乗ってくるのが標準的なアクセス方法のようだが、今日は多少時間に余裕があったので、歩いて博物館に向かう。20分ほど歩いて博物館に到着。すでに100人くらいの人たちが10時の開館を待っていた。まだまだ人気は衰えてないらしい。週末か祝日と思わせるような賑やかさ。

広い。とにかく広い。旧交通博物館と比べるからなおさらそう感じるのかもしれない。やみくもに歩いていたら、すっかりくたびれてしまった。

詳しくは別の記事に書こうと思うが、鉄道博物館の前身にあたる交通博物館に比べて、説明書きが相当少ない気がした。これは良くも悪くも、鉄道博物館の特徴なのかもしれない。そういえば、あきらかに交通博物館では決してみられなかった客層が多く見受けられた。中高年の団体旅行、女性だけ数人のグループ…どういった理由にせよ、鉄道に関心を持ってもらう機会ができるのはいいことだ。

今回もっとも気になっていた「ミニ運転列車」にも挑戦することができた。

運転シミュレータとは違って、実際に自分自身が乗り込んで、乗った車両が動く。車だったら、ゴーカートがあるけれど、電車というのは初めての経験だ。

大人の身長に比べてもはるかに小さな列車に乗り込む。でも、ATCやATSの指示に従って操作するのは、本物の鉄道とまったく同じだ。スピードはほとんど出ないけれど、レールのつなぎ目からの振動が、ゴトゴトと伝わってきて、画面だけのシミュレーションでは味わえない“興奮”を感じる。



ダミーとの比較

まだまだ見たりない気もしたが、先述のように歩いてくたびれてしまったことや、いくら見ても満足することはないだろうから…ということで、15時過ぎくらいに、見学を断念?し、後ろ髪を引かれる思いで、鉄道博物館をあとにする。

実際、いまこうして振り返ってみると、あとで見ようと思って、そのまま見忘れた車両や見学しそびれたところをつぎつぎと思い出して、悔しい気持ちでいっぱい。

平日にお休みさせてもらった以上、お土産は必要だろう・・・ということで買ってきたのがこれ。

クッキー・・・らしい。切符の取り出し口部分が開くようになってて、そこからクッキーを取り出すっていう趣向。左が現在のEV4型と呼ばれる券売機スタイル(ミルクコーヒー味)で、右が旧国鉄の券売機(メープル味)。それにしても右の券売機は懐かしい。

中身は部署のみなさんに召し上がっていただくとして、空き箱は戴こうということで。

今日の鉄道博物館に関する記事はのちほど・・・。

ウィキペディアで何が起こっているのか/山本 まさき

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山本 まさき

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不具合が起きてました

いつもご覧いただいてありがとうございます。

どうやら、ここ最近、携帯電話からのアクセスやコメントの書き込みができない状態になっていたようです。修正が完了しましたので、お知らせします。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

3234 駅のアナウンスに見る関東と関西の違い

関東と関西は、さまざまな点で興味深い違いがあるが、もちろん鉄道においても存在する。

大手私鉄比較探見 西日本編 (JTBキャンブックス)

先日から「大手私鉄比較探見 西日本編」という本を見ていて、その本の中で、関東では聞き慣れないアナウンスがあるという記述があり、本当にそんな言い回しをしているのか気になって、調べてみたら、実際にそのような放送をしているらしい。

インターネットを検索しているうちに、ついに実際の放送を録音したサイト「泉ヶ丘発!関西鉄道展示室」を見つけた。丹念に収集される方に敬意を表したい。

【近鉄】

お待たせいたしました.まもなく2番乗り場に電車が参ります.危のうございますから、白線まで下がってお待ち下さい。

(長野線 河内長野駅)

ふつう、「危ないですから」とか「危険ですから」となるところ。別にこれでも何ら問題ないが、時代がかっているというか、聞き慣れないためか、かなり強く印象に残る表現だ。でも、実際に聞いてみると、これはこれでしっくり来る感じだ。

以前、大阪と京都に行ったとき、阪急電車の駅のアナウンスでも気になることがあったのを思い出した。

アナウンスの冒頭に「みなさま」と呼びかけるというものだ。

【阪急】 みなさま、まもなく 大阪 梅田方面へ向かう電車が通過します.小さなお子様は、手をつないで白線の内側にお下がり下さい。

ただいま2号線に到着の電車は、特急 新開地行きです.停車駅は、夙川、岡本、神戸 三宮、花隈、高速神戸です.次は、夙川に止まります.神戸電鉄方面は、新開地でお乗り換えです.ご乗車の際、足元にご注意下さい。 

英語で“Ledies and Gentleman”と呼びかける表現と同じと考えれば違和感はないが、やっぱり不思議な感じがする。考えてみれば、ふだんの会話の中で、「あなた」とか「みなさん」とか呼びかけるような言葉ってあまり使っていないことに気付く。

話がずれた。

阪急電車のアナウンスでもうひとつ気になったのは、その内容が具体的であるということだ。

例えば、「白線や黄色い線の内側まで下がって」という表現は、阪急の場合「小さなお子様は」とその対象を具体的に挙げている。また、到着した電車の案内についても、わざわざ「ただいま」とその対象を具体的に挙げている。2番線ではなく2号線というのも独特だ。

ちなみに「みなさま」と呼びかけるのは、大阪から和歌山方面に向かう南海電車でも同様で、関西地方では違和感はないのかもしれない。

【南海】

みなさま、まもなく1番線に電車が到着いたします.危険ですから、足下の白線までお下がり下さい。
ただいま到着の電車は、普通車 和歌山市行きでございます。

具体的なアナウンスは、阪神電車でも同様だ。

【阪神】 電車が近づいて参ります.白線の内側へお下がり下さい.電車が近づいて参ります.白線の内側へお下がり下さい。

「まもなく電車が参ります」とか「電車が到着します」でいいようなものだが、具体的に、わざわざ「近づいて」という言葉を入れている。こういうのも、関西の気質なのだろうか?

関東と関西の違い、まだまだいろいろありそう。

・・・

自宅にいながらにして、いろいろな発見ができたこと、「泉ヶ丘発!関西鉄道展示室」の作者のたっくさんにあらためて感謝します。

3233 魔法の粉

かつては、どんなときにもテレビをつけていた“テレビっ子”だったのに、いまではビデオで録画したドラマか報道情報番組くらいしか、テレビを見ることがなくなった。

日曜日の夜、珍しくテレビを見ていた。「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」という番組のオープニングで、こんなことを言っていた。

事故によって切断した指がまた生えた!この奇跡を起こした、ふりかけるだけで傷が治るという“魔法の粉”の正体とは?

「またまた、どうせインチキな話なんだろう?」と思いながらも、引き続き番組を見続けた。確かに失われたはずの指が元に戻っている。爪の部分も完全に元通りだし、もちろん傷口などまったくない。しかもわずか4週間という早さで…だ。どう考えても信じられなかった。そもそも“魔法の粉”をふりかけただけっていうのが怪しい。

その“魔法の粉”とは、豚のぼうこうから作られたという「細胞外マトリックス」というものだった。番組サイトから引用 (キャッシュ)させてもらうと…

細胞外マトリックスとは、細胞を包み込む繊維のようなもの。
細胞をコントロールし、その増殖を促す働きを持っている。
では、この細胞外マトリックスの粉は、どのように指を再生させたのか?
そもそも、人がケガをすると、出血などを防ぐためにその傷口に血小板などが集結し、急場しのぎで傷を治そうとする。その結果、本来あるべき細胞や組織が作られないまま、傷の表面が覆われてしまう。これによって、傷跡が残ったり、失われた部分はそのままになってしまうという。
しかし、細胞外マトリックスをつけると、骨や皮膚などを作るのに必要な細胞が、体内から呼び寄せられ、増殖。これにより指が再生されたのだ。

こんなことができるなんて初めて知った。理屈の上からは正しくても、にわかには信じられない。なぜ失われた組織が完璧に元に戻るのだろうか?、まるで意志を持っているかのように。

しかし、現実に怪我が治っている人がいるというのも事実だ。これは本当にすごいことかもしれない。

今回のような怪我で組織を失ったようなケースばかりでなく、病気になった組織を意図的に取り除き、細胞外マトリックスで、組織を再生させれば、自分自身の力で元に戻ることができるのだ。

自分自身の細胞で再生するわけだから、臓器移植で発生する拒絶反応はあり得ず安全。しかも組織が再生される期間が非常に短いから入院期間は短縮できるし、なにより身体への負担が軽い。そして極めつけは、料が豚のぼうこうということであれば、安価に作ることができるということだ。

テレビでも紹介していたが、たとえば絆創膏にこの技術が使われていたれば、これまでの常識では考えられないくらいの早さで、傷をまったく残さずに怪我が治るようになるかもしれない。

“魔法の粉”なんて、いかにもうさんくさく感じてしまったが、ここまで見るとまさに“魔法の粉”としかいいようがない。期待は否応なしに高まってくる。

しかし、これほどまでに完璧だと、かえって不安になってくるのも事実。本当に細胞外マトリックスによる再生医療に死角はないのか? 今後の研究に注目していきたい。

3232 チャイム

最近の小学校では、授業開始と終了のときにチャイムを鳴らさないという施策を取っているところがあるという。確かに、大人になったら、チャイムで行動はしないし、決められた時間や約束の時間になったら、時間通りに行動するのは当然のことだ。

そうした当たり前の行動を、小学校のときから学ぶというのは、とても有意義なことだと思っていた。

さて。

僕の勤める会社。

ここでは、4月下旬くらいからフレックスタイムが一部導入されたのに続き、7月から毎週水曜日を「No残業デー」として、原則として残業は認めず、定時に退社するようにとの会社からの通達が出た。

残業をする場合は事前に申請と承認が必要となり、定時以降は人事担当者がフロア全体を見回り、定時すぎまで残っている人がいる場合、その部署の上長が注意を受けるという念の入れようだ。

そして、さらに先週から、新しい壁掛け時計が設置されたのだ。僕の座っている席のすぐ目の前にあるので、時間は見やすくなった。

その時計…定時になると、なんと小学校のようなチャイムが鳴るようにセットされていたのだ。さらに20時にも、もう一回鳴る。

大人になれば、チャイムとは無縁になると思っていたが、まさかこんなところでチャイムを聞かされるとは思ってもみなかった。

ちなみにこのチャイムは最大音量で鳴らしているせいか、音が割れて聞きづらい。しかも電子音でチャイムを表現しているせいか、チャイム特有の余韻がまるでないため、せっかくのチャイムが興ざめ?だ。

その点、僕が通っていた小学校のチャイムは秀逸だった。

物理的に打鍵する“楽器”だった。鉄琴のような金属をバチのような叩く棒が実際に叩く音を、マイクがライブ放送するという仕組みだ。ずいぶん“アナログ”な仕組みではあったが、いまから考えると、かなりいい音だった。