2007年10月31日(水曜日)
先日見た、飛行機の運行に欠かせない無線が、携帯電話によって妨害されたというニュース。アレには、本当にビックリしたし、真剣に対策を考えなければならないのではないかと思ったのだけど、その後こんなニュースが伝えられてきた。
長崎空港で17日、全日空機の航空無線が通信不能となったトラブルで、総務省は29日、無線設備に原因があったとして、同社に再発防止や点検の改善を要請した。当初、原因とみられていた乗客の携帯電話には因果関係は認められなかった。
つまりは、無線設備が故障していたタイミングと、携帯電話に電源が入っていたタイミングが偶然一致しただけだったという結論に達したのだ。
こうなってくると、今度は携帯電話が飛行機の無線に影響を与えるおそれがあるという話は、果たして事実なのだろうか?という気がしてくる。ちょっと前ならいざ知らず、ここまで携帯電話が普及し、携帯電話としての機能に留まらない、PDAやゲーム機、ポータブルミュージックプレーヤーなどの用途が広まってくると、電源を切ること自体難しいということも往々にして増えてこよう。
一方、航空会社側の姿勢は、以前とまったく変わっていない。いつまでたっても「無線に影響を及ぼすおそれがある」という表現に留まり、対策はあくまで乗客の自主性に任せている。
携帯電話の電源が入っているから無線に支障があるという前提で調査してしまうと、今回のように、無線設備の故障という答えにたどり着くまで余計な時間が掛かる。
ここまで世の中の技術が進歩しているのだから、もうそろそろ本気でその因果関係を調べても良いのではないだろうか?
(more…)
2007年10月30日(火曜日)
宇宙人はいると思いますか?
これだけ宇宙が広くて、地球や太陽系が特殊な存在でないのであれば、地球外生物は見つかっても良さそうである。
しかし、誰もが知ってのとおり、まったく見つかっていないし、生命が生まれたこの地球の存在は、宇宙にとっては相当珍しく、それこそ天文学的な確率でしか誕生し得ないという考え方もできる。地球のことを奇跡の星という人もいる。
地球上に生命が生まれ、進化を遂げて、こうして人類が出現したことが奇跡ならば、それを受け継いで、いま自分が存在していること自体も奇跡と考えてもいいだろう。
そして自分が今日まで生きてこられたこと、自分の思うよういかず苦労してしまうような境遇だって、つい先日まで全く接点のなかった人とちょっとしたきっかけで知り合うことだって、こうしていろいろな思いを文章に託すことだって…ある意味、どれも奇跡のように思えてくる。
いまがあるのは、奇跡の積み重ね…。
これってなんだか凄いことのような気がする。次はどんな奇跡が待ち受けているのだろう。もっと奇跡を楽しもう。
2007年10月29日(月曜日)
この10月から始まったテレビドラマ…いま珍しく3つも見ている(いずれも録画)。
それぞれ何話か視聴したところで、なんとなく感じたどうでもいいドラマ評。かなり、いい加減なのでいつも以上に読み飛ばしてください。細かく突っ込まれても答えようがないので…。
ガリレオ(フジテレビ系/毎週月曜日 21時~)
このドラマは、テレビドラマを見るより先に、珍しく原作を読んである。だから、いちいち原作との違いが気になるが、さすがは“月9”だけあって、独特の配慮が感じられる。
まず実質45分弱の放送時間に合わせるため、細かい部分は省略され、話はすっきりしているという点。難解なトリックを科学的な解説する場面はテレビドラマならでは…といった感じで、そういう意味では、原作よりわかりやすいとも言える。
そして最も気になるのが「格好良さへの配慮」だ。湯川助教授(=福山雅治)は主人公だから、まだ仕方がないとは思う。ご存じの方も多いと思うが作者の東野圭吾はもともと佐野史郎をイメージしていたというが、確かに、さすがにそれではいろいろ支障(?)はあるだろう。しかし原作におけるもうひとりの中心人物である草薙刑事(=北村一輝)までも、婦警たちから絶大な人気を集めるほど格好良い必要はないのではないかと思う。また、原作では、湯川の趣味はバトミントンであったはずなのに、格好良くスカッシュに変わっていた。
そうした微妙な配慮が気になるものの、あまり小難しく考えずに、気楽に楽しめるのが月9の良さなのかもしれない。
働きマン(日本テレビ系/毎週水曜日 22時~)
この文字を見ると、なぜか2ちゃんねるっぽく「働きマソ」って読みたくなる不思議。僕だけか?
ドラマの出演者が直接視聴者に語りかける仕草は、かなり独特。違和感があると言ってもいい。
また、これは原作のせいだろうが、主人公の松方弘子(=菅野美穂)、梅宮龍彦(=伊武雅刀)、田中邦夫(=速水もこみち)といった名前は、当然実在する俳優に由来している。これがストーリーとはまったく無関係であるが故に、なんだか気になる。さらに、気になるといえば松方弘子の肩書きにあった「元巨乳」の意味。なんだか本編とは関係ない部分ばかり気になる。
ストーリーはとにかくポジティブの一言に尽きる。彼女にとってこれだけ熱くなれる仕事があるというのは、羨ましく感じる反面、その凄まじいまでのモチベーションは一体どこからやってくるのかが、まだ見えない。ただ「仕事が好き」というのだけでは、なんだか弱い感じがする。
医龍 Team Medical Dragon2 (フジテレビ系/毎週木曜日 22時~)
ビデオに録ってまとめてみているが、タイマーの時間を間違えて肝心な手術シーンや第2話を見逃したりするハプニングを乗り越えてようやく見始める。
「龍」が付くだけでなんだか親近感が湧くが、僕とはまったく無関係(当然)。どうも前作を見るのが前提のようなストーリーで、今クールから見ると人間関係が掴みにくく、ちょっとわかりにくいかも。
これまた前作同様、主人公の朝田龍太郎(=坂口憲二)が、難しい手術をする前に行うイメージトレーニングも健在。真夜中。病院の屋上。そしてなぜか上半身裸なのだ。ちなみに下半身は見えないのでよくわからない。このシーンは一体なんだろう? 坂口憲二ファンへのお宝映像? 水戸黄門におけるお銀の入浴シーンみたいなものなのだろうか?
いずれにしても、朝田の“メスさばき”はすばらしいので、安心してみていられる。ただ難しい医療技術や患者の病状、手術の状況を視聴者に理解してもらうために、出演者同士で説明し合っているシーンは、仕方がないとはいえ、ドラマらしい、わざとらしさを感じてしまう。
思い悩む場面が多いためか、とにかくやたらと病院内を歩き回っているシーンが多いような気がする。実際本当の医療現場も歩き回る(いや走り回る)ことは少なくないんだろうけど。
2007年10月28日(日曜日)

美術館は、砧(きぬた)公園内にある |
世田谷美術館で開かれている、「福原信三と美術と資生堂」展に行ってきた。
公立の美術館が、まるごと一企業を取り上げるのは珍しいが、行くきっかけになった新聞記事によると、最近盛んな美術館が企業化する動きに逆行し、企業を美術館化したらどうなるかという試みらしい。一企業の歴史だけで美術展が開けること自体もすごいことだ。
資生堂は、コーポレートアイデンティティーを古くから重視していることや、文化支援活動なども積極的に行ってきた企業として有名だ。資生堂の文化活動については、僕の大学時代に小論文の題材にしたような気がするが、どんなことを書いたか忘れてしまった。
二代目であった社長福原信三が、いまの資生堂の原点だ。写真、水彩画、油彩画を学び、留学中には画家との交流などで芸術への造詣を深めていく。そうした経験が、企業経営者としてもいかんなく発揮されているのだ。
創業時から続く伝統的な「花椿のデザイン」も福原信三によるデザインだし、当時の企業では珍しい意匠部を創設したり、資生堂ギャラリーを開設することで企業イメージを形作った。
「物事はすべてリッチでなければならない」が口癖だったらしく、その思いは資生堂の販促品に至るまで徹底されたという。精練されたデザインは、作られた時代の影響を強く受けるが、いまでも十分通用しそうだ。ちなみに、いまのロゴマーク(SHISEIDOの"S"が印象的なあれ)が、戦前からすでに登場していたのにも驚いた。
さまざまな展示を通じて、福原信三の“思い”が今日まで受け継がれていることに感心する。
ここ最近の謝罪会見などを思い出すと、会社のトップに立つ者の“思い”が、後世にまで伝わることなんて、いまの時代、ほとんどないんじゃないだろうか? →うちの会社も大丈夫??

写真は撮れないので入口の様子を… |

一つの企業がテーマになるって珍しい |
2007年10月27日(土曜日)
どうも唐突にやってきたような台風。週末に台風がやってくるなんて、以前から天気予報で言っていたっけ?
今日は、できることならば外出したくないくらいの雨風の強い一日だった。それでもどうしても行きたい個展があったので、午後、新宿駅経由で信濃町駅に向かう。
雨もひどかったが、風はもっとひどかった。ただ歩いているだけで、ズボンがすっかり濡れてしまった。
個展を見学してようやくズボンが乾いてきたところで、帰路につく。
夜になって。台風の影響は交通機関にも出てきてた。
道路のあちこちに破れたビニール傘が目に付く。さらにコンビニ店頭のゴミ箱には、ビニール傘が無惨にも大量に捨てられていた。風がいくら強いといっても、ここまでひどいことはないだろうと思っていたら…
自宅に向かう途中、差していた傘が突風に煽られた。そのために、バランスを失い、自転車ごと転倒しそうになった。
慌てて傘を閉じようとしても、あまりの風の強さに、傘がいうことを聞いてくれない。傘の骨が折れ曲がるし、自転車もよろけて大変だった。こんなに強い風は、最近では初めてかも。さっき見た大量に捨てられていた傘を思い出す。
もう11月にもなろうというこんな時期に、台風なんて…
2007年10月27日(土曜日)
信濃町から歩いて数分ほどのところにあるアートコンプレックスセンターで開催されている“大西信之「版画・絵画・漫画」展”に行ってきた。
アメリカやカナダでいくつもの展覧会を開いてきた大西さんが、久しぶりに日本で開催する個展だ。
先日ここで紹介させてもらったが、この個展で僕の書いた記事も一緒に紹介してもらうことになっていたのだ。
大西さんには、これまで電話では何度かお話ししたが、直接お会いするのは今日が初めて。世界で活躍される作家なのに、とても気さくに話しかけていただく。
大西さんとゲストの漫画家一色登希彦さんとのギャラリートークを見学。個展を見学するのこと自体滅多にないし、作家のギャラリートークを見学するのは初めてだった。

個展はこんな感じ |

ギャラリートーク(一色さん/大西さん) |
もう顔見知りってことで、最前列に座ることを勧められ、なぜかちょっと緊張。
お二人の会話の中で、最も印象的だったのが、「締め切りのそのときまでが、その人の実力」というお話だった。作品を仕上げるなかで多くは締め切りというものがある。締め切りに照準を合わせ間に合わせることが実力であり、間に合わないとすれば、それが結果であり、それがその人の実力なのだと。
作品を拝見するのも初めてだったが、リトグラフという方法による版画は、一般的な版画と違って全体が柔らかい雰囲気で、どこか水墨画を思わせるような感じだった。
漫画家の一色さんとのコラボレーションということで展示されていた、九段下ビルをテーマにした漫画も作品として展示され、見る人の想像力をかき立てるようだった。
そして、大西さんの作品とともに、僕の九段下ビルについて書いた記事も、ファイルに収められて閲覧できるようになっていた。ちょっとはコラボレーションに参加できたような気がする。
それにしても、自分の書いた記事がこのような形で紹介されていると、なんだか不思議な感じ。こうした機会を与えてくださった、大西信之さんに感謝。

なんだか不思議な感じ |

こんな感じでファイルに収められていた |
慣れない雰囲気だったということもあって、うまく写真が撮れなかったのが、悔やまれる…。
個展は11月3日まで開催中。
| 大西信之「版画・絵画・漫画」展 |
2007年10月22日(月)>11月3日(土)11時~20時 会期中無休
The Artcomplex Center of Tokyo ACT5 |
| アメリカ、カナダなどで多数の展覧会、ワークショップを行い日本のファインアートの国際的評価を最も熟知する画家、大西信之。日本の版画、絵画、漫画をテーマに誰にでも解る切り口で最も難解なテーマを解き明かします。この秋最も刺激的なアートエキシビション |
| アートコンプレックス・センター 東京都新宿区大京町12-9[地図] |
2007年10月26日(金曜日)

これは池袋駅にて |
3日間乗り放題で12000円
JR東日本全線、函館、金沢、福井まで、新幹線・特急含めて3日間乗り放題というこのきっぷは、最近駅のあちこちで宣伝されている。
しかしこれは「50歳からの会員限定」と書いてある。
JRグループでは、以前から「ジパング倶楽部」という男性65歳以上、女性50歳以上向けの会員組織があって、入会すると運賃や料金が割引になる特典がある。JR東日本はさらに「大人の休日倶楽部」という独自の会員組織を作っていて、こちらは男女ともに50歳以上が対象となっている。
このきっぷは「大人の休日倶楽部」向けのものなのだ。
50歳代より前の世代が、これと同様のきっぷ「三連休パス」を買おうとすると、とたんに2倍以上の26,000円に跳ね上がる。しかも前者は、特急等の座席指定が6回もできるのに対し、後者は4回だ。
この差はなんだろう?
安い値段で商品に関心を持ってもらうというのは、客の注目を惹く常套手段である。当然どの世代にもそれなりの効果はあるだろうが、それをなぜしかしある程度年齢を重ねたシニア世代に限定するのか疑問を感じる。
一般的にこの世代は、子育てが終わり少しずつ余暇を楽しんでいる…なんてことが言われている。ある程度、生活にゆとりも出てくるという世代だ。そうした世代に照準を合わせるという戦略なのだろうが、そんな世代に極端な大安売りというのは必要なのだろうか?
僕は、逆にむしろもっと若い世代にもっと鉄道に関心を持ってもらう施策が必要なのではないかと思う。若者が自ら鉄道を選択する時代はとっくに終わっている。かつてのように苦労しながら“大垣夜行”で出掛けるのは、ごく一部の若者に過ぎない。
ただ関心がないわけではなく、きっかけがないだけだと思う。思い切った値段設定や興味深いプランなどを通じて「鉄道で旅するって楽しい」というきっかけを考えて欲しいと思う。
2007年10月25日(木曜日)
「なんで“キックオフ”っていうんだろう?」
打ち合わせのあとの雑談でふとこんな話題になった。何かのプロジェクトを始める一番最初の会議などを「キックオフミーティング」なんて言うが、一体このキックオフの由来ってなんだろうか?
僕か社会人になった直後にこの言葉に出くわして、当時まだブームが続いていたJリーグにあやかったものだろうと勝手に解釈していた。
やはり由来はサッカー? なぜ「プレイボール」じゃダメなんだろう?
日本だけで使われているのかと思って、いろいろ調べてみると、どうもそうでもないらしい。やはり似たようなことを考える人もいるもので、こんなことが書かれていた。
以前からスゴイ疑問なのですが、「キックオフ・ミーティング」って、
サッカー
ラグビー
アメフト
どれが由来なのでしょうか?
結局この疑問の明確な回答には至らなかった。
しかし、和製英語でなさそうということや、人びとにとって、アメフトやサッカーの試合開始が、なんとなくプロジェクト開始になぞらえやすかったということなどはわかる。
「プレイボール」ではダメという理由はわからなかったが、多数決ではそういうことなのかもしれない。
2007年10月24日(水曜日)
眼鏡を掛けているくらいだから、もともと目はいいわけではない。でも、眼鏡を掛けているおかげで普段の生活で不便を感じることは全くなかった。
しかし最近、明らかにこれまでと違ったことが立て続けに起きている。
携帯電話の文字が読めない…
会議などで配られる資料の文字が読めない…
もちろん漢字が読めないっていうのではなく、文字が小さすぎて読めないのだ。以前はそんなことなかったのに。
少しずつ年齢を重ねていけば、これも致し方ないのかもしれない。そういえば夜は早く眠くなるし、朝は相変わらず早い…自分のみに訪れている現実を受け入れることも必要なのかもしれない。
できれば前向きな感じで。
その表現も雰囲気を変えて…老化? いえいえ“エイジング”です。