GO・STOP―いのちを守るシグナル/住友和子編集室 村松 寿満子

4872757327 GO・STOP―いのちを守るシグナル
住友和子編集室 村松 寿満子

INAX出版 1997-03
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あらゆる信号についてその歴史を探る本。
ぱっと思いつくのは、道路や鉄道の信号だが、飛行機を安全に飛ばすための航空信号や船のための航路信号、灯台なんかも信号のひとつだ。

興味深いエピソードを挙げてみると…

かつてはまちまちだった信号の色を統一したのはイギリスだった。当時は「赤=危険、緑=注意、白=開通(進め)」とされた。その後、白は人家の灯火と間違えやすいので、白から緑に変更されることとなった。その後鉄道の本数が増えて事故が多発したため、もう一つ新しい色が追加されることなり、その色は、橙黄色とされた。現在の黄色よりもかなり橙色が強い感じの色で、かつての信号機を見ると、確かに黄色ではないことがわかる。

現在でも「進め」は緑であるが、日本では緑色のことを青色と言っている。「あおあおとした緑」という表現に見られるように、これは日本語独特の表現方法によるものらしい。

わかりやすくて、写真も豊富なのだが、歴史以外にも、もう少し現在の各分野で活躍する具体的な信号の仕組みや表現される意味などにもふれて欲しかった気がするが、そうなると範囲が広すぎで、収まりきらないかもしれない。

(★★★☆☆)

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