宇宙ロケットなるほど読本/阿施 光南

4381104897 宇宙ロケットなるほど読本―有人宇宙開発の歴史がよくわかる
阿施 光南

山海堂 2003-11
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 スペースシャトル「コロンビア号」の空中爆発事故以降、有人宇宙開発は停滞してしまっているのは、やむを得ないこととはいえ残念なことだ。宇宙ロケット…特に有人宇宙開発に関わるあらゆる話を網羅した本。ロケットの仕組みからその歴史、宇宙開発におけるアメリカ初の死亡事故となってしまったアポロ1号は、実はアポロ3号だった…とか、旧ソ連のアメリカに負けじと大慌てで月をめざすさまなど、こぼれ話なども載っている。そもそも人はなぜ宇宙をめざすのかというところは、考えさせられた。昨年は火星に無人探査機が訪れて大きな成果を上げたが、有人の探査計画はひとつもなかった。それでも大きな成果を上げている。もちろん安上がりにだ。そうなると、それでもなぜ高い代償を払ってまで、人間による宇宙開発を必要としているのか?…筆者はそれを単純に「夢」しかないと言い切っている。うーん。いさぎいい!こういった夢に対して「国家の威信ではなくローンを背負って宇宙を飛ぼう」という言葉でまとめているが、これが現実!?
(2004/5/16) 【★★★☆☆】 -04/05/16更新

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